感染症疫学部
感染症疫学部は、令和3年度より、感染症の予防及びまん延防止に関して、国内外の情報収集と分析を行い、遺伝子レベルでの病原体の解析に関する試験検査、調査研究および技術指導・研修等を行う目的で設置された健康危機管理部を、感染症疫学、情報解析、情報発信等の機能を強化することを目的に改編し、令和5年6月より新たに設置されました。疫学解析グループおよびサーベイランスグループの2グループで構成されています。
疫学解析グループおよびサーベイランスグループでは、
・国内外の感染症情報の収集、解析および関係機関や道民への情報還元、発信
・感染症危機発生時の対応・関係機関や現場への支援
・感染症に関する保健所等への研修を含む人材育成等
・感染症法に基づき届出された全道の感染症に関わる情報を、感染症情報センターとして集計・解析・発信
・感染症発生動向調査からの情報を用いた記述疫学研究等の疫学的調査研究
・その他、各研究職員の専門性(ウイルス学、細菌学、公衆衛生学等)に基づいた調査研究
を行っています。
疫学解析グループ
サーベイランスグループ
北海道感染症情報センター
道内30箇所の保健所からの患者情報を集計・解析し、北海道医師会と北海道感染症流行調査専門委員会によるコメントを加えて、毎週ウェブサイトに公開しています。

北海道感染症情報センター